千葉県富津市にある漁業協同組合

新富津海苔について

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新富津海苔について

新富津は、海苔の生産量は全国有数。千葉県下屈指の有力産地です。

千葉県内の約5割強を新富津漁業協同組合で生産しています。江戸前のお寿司屋さんが好んで使用する「江戸前ちばのり」。海苔の本場 千葉県産の海苔は柔らかく香りのよい旨い海苔の産地です。

 


 

千葉県ののり漁業の特徴

江戸時代寛永年間(1624年~43年)に大和屋助五郎駿河が、江戸の海に竹簀を設置した活鯛場にノリが付いたことが、海苔養殖の始まりと言われています。
その後は江戸幕府御用の独占事業として他産地での養殖が禁止されていましたが,約200年後の文政5年(1822年)に江戸四谷の海苔商近江屋甚兵衛が、上総国小糸川尻人見村(現在の君津市)に養殖技術を導入し千葉県での海苔養殖が始まりました。そして徐々に近隣の大堀村,青木村,西川村,新井村(現在の富津市)へと広まっていきました。

明治時代に入ると,大堀村ののり養殖業者平野武次郎によってノリ網の移植法が開発され,種場と育成場の使い分けが可能になり生産枚数の増大につながりました。
その後もこの富津岬北側に広がるのり養殖漁場では次々と新しい技術を取り入れ,昭和30年代までは上総海苔の一大産地として君臨していました。(下図)。

昭和30年代までののり漁場

map001

 

現在ののり漁場

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当時はのり養殖には不向きといわれたこの漁場で、私たちは一貫して生産性の向上を目指し,さらなる技術開発を続けてきました。 中でも柱となるのり養殖技術が3つあります。 1つはベタ流し養殖の導入です。当時はまだ支柱柵漁場が一般的で、ベタ流し養殖は普及していませんでしたが、組合員全員で力を合わせて、より生産性の高いベタ流し養殖に挑戦しました。

鋼管パイルを用いたベタ流し②

2つ目は冷蔵網の効率的な出庫です。愛知県で開発された冷蔵網の技術をいち早く習得して、効率的な出庫方法の検討を重ね、頻繁な網交換により漁期末まで良質ののりが取れるようになりました。秋芽網も含めて1柵あたりおよそ6枚の網を使い、通常4~5回の摘採で網交換を行うのが千葉県の特徴ですが、私たちは、場合によっては3回の摘採で網を交換するなど、徹底した展開の速さで常に新のりに近い良いノリを収穫するよう心がけています。

千葉県ののり養殖年間工程



3つ目は陸上採苗の導入です。平成4年度から陸上採苗を導入し、安定的に採苗出来るようになりました。また、採苗網を一旦入庫し、海況の安定に合わせて一斉に張り込むことも可能になり、育苗が安定しました。

陸上採苗(組合より)



こうした技術開発に加えて,東京湾には他の海域に比べて非常に栄養塩類が豊富で良質のノリが収穫できるという特徴があります。のり養殖漁期最盛期の12月頃の窒素量は有明海が200μg/L,瀬戸内海が100μg/L前後であるのに対して,東京湾では400μg/L前後含まれています。私達の漁場には内湾から栄養豊富な海水が流れ込み,潮通しの良い漁場環境を生かして良質のノリを量産しています。
現在では、新富津漁協の生産高は千葉県の約6割を占めるまでになりました。

摘採

お気軽にお問い合わせください。 TEL 0439-87-3555 営業時間 9:00 - 17:00 (土・日・祝日除く)

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